ぐんめんひみつきち

見た映画の忘備録

ぐんめんの自動車学校日記3

何故なのか。
前日に私は明日はブーブー乗れないから休みにする?午後からの学科一つのためだけに朝から来る?と聞かれ古本屋にも行きたかったから行きます!と即答した、どうせ家にいても暇だし。
昨日のように送迎バスに乗り込んだ、今日は他に乗せる人がいたらしく昨日とは違う道を通って行った。
私は送迎バスの中で京極夏彦を読んでいたから気付かなかったが二件ほど着信があったらしい。
自動車学校に到着し、送迎バスから降りるとセンセエが近付いて来て
「電話したけど出なかったよ、今日朝一で乗れるから!」
と朗らかに伝えられた。
何故なのか。
全く覚悟をしてない状態でブーブーに乗らされ、半クラッチが上手く行かずに困る、走ってしまえば割となんとかなるのだが停止してからの発進がまだよくわからない。何より覚悟をしてないで乗ってるから悲しくなっていた。
同じコースでタイヤショベルやらバイクやらもグルグル走っててコワイ。
最初の教習時間を終え、まあ、ちょうどいい、どうせ古本屋は10時からだと古本屋に向かおうとする私に、センセエは無情な一言を告げた。
「ぐんめん、次の時間も乗るぞ!」
明日はブーブー乗れないから休みにする?とはなんだったのか、これはだれの罠なのか。
結局空き時間は一時間しかない、古本屋には行けない。
帰りの送迎バスの時間を確認しに行った、もしかして時間が遅かったら古本屋に行ける可能性が残っている。
「君の家はクソ田舎だから昼の学科終わりにしか無理だよお」
何故なのか、そしてセンセエの教育方針、明日何時に乗るかは聞かされていない。ゴジラはいつ見に行けばいいのか。
悲しみの中、自販機でカルピスを買おうとした、130円、仮にも学校なら廉価自販機を置け。仕方がなく四枚小銭を投入しカルピスのボタンを押した、売り切れだった。
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