果物を集めるのは簡単だった、そこらへんにりんごの木があるので揺らせば手に入った。数個拾い試しに売ってみようと私は村の商店に入ってみた。村の商店と言う事で日用品や生活雑貨等が置いてあるのかと思ったが大半は家具で占められていた。私が商品を眺め…

商店街と言うには閑散とし過ぎている。小さな商店が一つと博物館らしき建物、そして不動産屋。この三つがこの村の商店街の全てだった。建物自体の数は少なくないのだがテナントが入っていない。それを見て私は故郷にあった商店街を思い出した。近くに大型の…

役場から出ると慌てた様子でしずえが追いかけてきた。「村長さん！村長さん！すっかり忘れてたんですが村長さんに村長さんの記念の植樹を村長さんにやってもらうのを忘れてました！」いまいち何を言ってるのかわからないが木を植えればいいらしい、何かの記…

私はこのバケモノ村の村長である。この村にはバケモノしか住んでいない。自分達は普通の生き物でバケモノではないと認識していること。人間はとても珍しい。役場の中でしずえというバケモノから一通りの説明を受けてわかったことだ。役場にはしずえの机兼受…

いったいどれぐらいの時間が過ぎただろうか、村から脱出出来ないという現実の前に項垂れる私の前にバッタが差し出された。「食べる？」先ほどの鴨であった。私はどう反応していいのかわからず無言で首を振った。そうか、美味しいのに。と言うとその鴨は私の…

翌朝早くに目を覚まし、意識がはっきりしてくると昨日の事を思い出した。私は疲れて幻覚を見ただけでもしかしたら普通の人間が暮らしている村なのかもしれない。そーっと外の様子を伺うとこんな朝早くからバッタを追いかけ回す鳥のバケモノが見えた、模様的…

美少女競泳メドレーバトル美少女競泳メドレーバトル美少女競泳メドレーバトル何度繰り返しても素晴らしい響きだ。美少女が競泳のメドレーでバトルする、素晴らしいではないか。私はいわゆるソーシャルゲームというものが苦手である、某大手ソーシャルゲーム…

私があの村から逃げ出してもう二ヶ月になる。とある事情で大都会から故郷に逃げた私は一夜の宿を求め、安全そうな村で途中下車した。するとそこにはおおよそ自分達と同じ生き物だとは思えないような人の言葉を話し二本足で歩行する不気味な動物達がいた。そ…

流行ってるからね、はてなブログね、おれも作ってみたよ。ぐんぶろもあるんだけどね、ビッグウェーブに乗ってみるよ、乗り切れてないけどね。